マクドナルド時代の話⑦〜不思議なヘルプ
キックオフミーティングが終わり、実はそこからが中々面白いのです
前回の記事はこちら
店長に社員のつもりでトレーニングお願いして、ちょうど翌月に入社試験があったので応募。
それから様々なお店にヘルプに行きました。
一ヶ月ほとんどヘルプの時もあったり‥
そしてなんと言っても東京ヘルプが一番の思い出です!
北海道で働いてたのに東京まで行きました(笑)
これはある日僕の携帯が鳴ったことから始まります。
電話の主は鴨さん!
「あ、もしもし、今大丈夫?実は俺が前担当してた新宿スバルビル店が、朝の時間、一時間のTC(お客様数)でワールドレコード持ってて、今度それを超える為のチャレンジデーやるんだけど、室伏来ない?お前変じゃん?絶対盛り上がるからさ(笑)」
返事はもちろん
「はい!行きます!」
相変わらずノリで生きてます(笑)
キックオフ参加してから拍車が掛かりました(笑)
鴨さんは続けます
「でさ、お前北海道だよな?交通費なんだけど、稟議間に合わないから自費でも大丈夫?」
地元が茨城なので交通費どの位か知ってます。
日程が迫っていたので割引が無く、当時往復10万弱です。
「大丈夫です!世界記録と交通費天秤にもならないですよ!」
鴨さん
「さすが!変態だね!じゃあ詳細は店からメールしてもらうから、室伏はスケジュール調整お願いね!」
ってことですぐさま代わりに働ける人を交渉して、お土産で手を打ち、店長に報告しました。
店長も
「また変なことに首つっこむねー。自費なら普通いかないだろ(笑)」
他の人も同じ意見でした。
世界記録に関われるかも知れないなら迷わず投資するけどなぁ。一生に一度あるかないかだもん。
そんなこんなで東京に2泊ツアーに行きました。
朝の6時からなので、前乗りじゃないと間に合わないからです。
スケジュールとしては
自店舗フルシフトの後東京へ向かい、ホテルで泊まり、朝の6時から9時まで働き、そこから14時まで近隣のマックツアー(笑)、14時から鴨さんによる本社ツアー、飲み会して、翌日は新宿エリアのスカウト活動見学、そして打ち上げで終了、夜の便で北海道に戻り、翌日オープン(5時起き)
と中々ハード(笑)
詳細は次回!
マクドナルド時代の話⑥~キックオフミーティングを終えて
キックオフミーティングミーティングをハイテンションで終えた後…
前回の記事はこちら
キックオフミーティングが終幕し、壇上から控え室に移動するときもみんな興奮状態で、談笑しながら移動してました。
控え室前のロビーまで来たところで、 急に呼び止められました
「smile(社内報)編集部の者なんですけど、目立ってましたね-!お話お伺いしてもいいですか?」
お!?ついに僕も社内報に載るのか!とさらにテンション上がる!
しかも声かけられてる人は5、6名だったのでなおさら目立ってよかったーと内心思ってました(笑)
そして
「もちろん!何でも話しましょう♪」
完全に調子にノってました(笑)
インタビューを終えて、控え室に戻ろうとしたときまた別の人から
「smile編集部の者なんですが、お話よろしいでしょうか?」と聞かれ
「え?さっき別の方に話しましたけど、まぁいくらでも話しますよ(笑)」
もう完全に調子に乗りすぎ(笑)
そして控え室では、最初萎縮していた原因でもあるAJCCのチャンピオン達に
「ネームプレート下さい!」
なんてわけ分からない申し出をしてました。
我ながらアホだな…
そして、鴨さんの最後の挨拶をもって3日間のキックオフミーティング参加は終了しました。
鴨さんの熱さを受け、この人と働きたい!社員になりたい!って思ったのはこの3日間があったからです。
そして帰宅の為に飛行機に乗ろうとしたら、会社が取ったチケットなので、参加していた店長達と同じ飛行機で席も隣とかでした。
僕の店の店長は地元が神奈川とかで、もう1泊するとのことでしたが、近隣の店長達から
「いやー!気が気じゃなかったよ!君がステージに上がってからあの人、あれがうちのSWだよ!ってテンションあがってたのに、君が、店長のこと嫌いですとか言うからその瞬間から明らかに沈んでたもん!声かけられないくらいに!こっちのことも考えてよー」
って感じでいじられて北海道に帰りました。
そして自店舗での勤務が始まった時に店長に
「キックオフミーティングでの発言はすみませんでした!すごく良い体験させて頂いてありがとうございます!僕、社員になりたいので、そのつもりでトレーニングお願いします!」
と伝えたのでした。
続く
マクドナルド時代の話⑤~キックオフミーティング本番
さぁ!いよいよキックオフミーティング本番当日になりました!
前回の記事はこちら
2日間の厳しい練習を終え、本番当日…
全員もれなく筋肉痛になってました(笑)
ソーラン節で普段使わない筋肉を使い、全国から集まった老若男女のクルー60名余、まさかの全員おじいちゃんおばあちゃん状態(笑)
階段のぼるのもしんどい…
それでも最終リハーサルの時にはビシッと合わせ、今の良い感じだったんじゃない! ?って好感触。
それにより皆テンションが上がっていきます。
控え室でも
「体痛いよー。でもいよいよだ!楽しみだね!」
みたいな会話になるわけです。
めちゃくちゃいい空気が満ちてました。
そしていよいよ本番直前、舞台袖に控えながら
「うわっ!マジで沢山いる!」
「こんな多いの?」
みたいな会話と共に緊張感が増してきます。
オープニングのBGMが流れ、入場です!
本番はソーラン節を歌ってる歌手の方の生歌での踊り!
踊ってる最中にどんどん気持ち良くなっていきます!
そしてソーラン節の最後のポーズがビシッと決まり、キックオフミーティングが開幕 しました!
司会は赤坂泰彦さん
さすがの司会進行振りで、うまいなぁと思う事が多々ありました。
ソーラン節踊った後は後半冒頭まで二階の席からキックオフミーティングの見学をしました。
原田CEOのプレゼンテーションを見学し、こういうの見たかった!とテンション がまた上がる(笑)
そんなこんなで第一部終幕で、休憩になります。店長達が休憩している時は僕達が慌ただしく移動する時!
再び舞台袖へ
今度は第二部の冒頭でのソーラン節、僕は旗振りです!
これも気持ち良かった!
皆が踊ってるところも横目で見れるし、目の前には4000人以上の店長やオーナーオペレーターの方々!
テンションはこれでもかって具合に上がります。
その後、いよいよMのから騒ぎです。
着替えてステージ上にセットされた椅子に座ります。
そしてから騒ぎのスタートでまたテンションが上がります!
司会者では赤坂泰彦さんと聞いていたのですが、クルーにもサプライズで、から騒ぎだけはタレントのヒロミさんが登場!
うぉ!マジかマジか!って感じになってましたね。
いくつかのテーマに沿って打ち合わせ通り進行していく中、ヒロミさんのうまいMCで話を引き出してくれて皆笑顔でトーク。
僕はどんどんテンション上がっていきました。
そしてついに僕の番。
どんな時にやりがいを感じますか?ってテーマ に切り替わったので手を上げます!
ヒロミさんが
「このテーマについて話したい方は…じゃあ君!」と僕を指します。
すると僕は
「僕はいつもマクドナルドを辞めたいと思ってます!」
完全にアドリブです(笑)
ヒロミさんもびっくりして
「え?やりがいについてだよ?店長達の前でそんな話大丈夫?ちなみになんで辞めたいと思ってるの?」と返してきます。
僕は
「色々ありますねー。時給が割に合わないとか、でも一番の理由は店長ですね。」
どっと会場がわきます(笑)
ヒロミさんも目を丸くして
「え?え?それ大丈夫?ってか店長が理由ってさ、この会場にその店長いるんだよね?」
「はい!大丈夫です(笑)でもですね、クルー皆でピークを乗り切った時とか、ポテトがきれいに入ったとき、めっちゃ楽しいって思えるんです!」
うん、大丈夫じゃないのに大丈夫って言い切ってサラッとテーマの回答に戻しちゃいました(笑)
から騒ぎは横浜に着いてから知りましたから店長にも何をやるか伝えて無いし、そもそもアドリブなので伝えようが無いんですね(笑)
ヒロミさんも本題に戻って安心したのか
「あ、そうなんですね?もしかしてポテト入り方でその日の調子分かったりするのかな?」とアドリブ返し
僕は
「はい!僕はいつもそれで自分の体調を確認してます!きれいに適量入ったら絶好調!きれいに出来なかったら今日は甘いなぁとか。」
ヒロミさん
「へー!もう職人ですねー!じゃあマクドナルド楽しい?」
僕
「はい!マック大好きです!」
ヒロミさん
「あー、よかったー!いつも辞めたいとか言うから心配しちゃったよ!」
会場笑う
そしてその後もから騒ぎは続いていきました。
でもこの時僕は、このアドリブが大きな波紋を起こしていたことを知りませんでした…
そしてその後もプログラムは進み、最後にクルー全員がステージに上がりました。
そこで最後のサプライズ!
MONKEY MAJIKさんの生演奏!
その距離1メートル!
ドナルド(もちろんピエロのね)も登場し、ドナルドと他のクルーと肩を組みながら MONKEY MAJIKさんの演奏に合わせて体を揺らす!
めちゃくちゃ気持ち良かった!
皆テンションMAXでキックオフミーティングは終幕しました。
続きます。
マクドナルド時代の話④~キックオフミーティング練習編
マクドナルド時代の話の続編、鴨さんが登場して…
前回の記事はこちら
鴨さんが第一声
「マクドナルドの主役はクルーの皆さんです!僕はそのクルーにこそこのキックオフミーティングに参加して欲しくてこの企画を考えました!皆さん!最高の3日間にして、マクドナルド史上最高のキックオフミーティングを共に作りましょう!」
とスピーチした直後、僕は
「うぉー!こんな熱い人が本社にはいたのか!本社なんて現場のこと分からないバカばっかだと思ってた!」
と痺れまくりました(笑)
そしてそれまで、チャンピオン達のオーラに圧倒され萎縮していた僕の気持ちは吹っ切れました!
「これはこの人と絡まないと絶対後悔する!」
スイッチ入りました(笑)
60名余りのクルーの中には、店長に無理やり応募させられて来ちゃったので、僕には構わないで下さいオーラ全開の人も数名いました。僕も萎縮していたので端から見たらそう 見えたかもしれません。
でもスイッチオン!した僕にはもはや怖いものはありません (笑)
真っ先に鴨さんに挨拶に行って、3日間絡みまくったのはもちろん、他のクルーにもガンガン話かけてコミュニケーション取っていきました。
実は僕はそれまでは人見知りがひどく、緊張するタイプでした。
でも、その日以来、
自分から動かないと何も得られない!
ということに気付き、意識的に人見知りを消すことが出来ました。
そして、タイムテーブルの説明の後、ソーラン節の練習が始まりました。
DVDに出てきた公式のトレーナーの方が来てくれて、全体で合わせながらの練習。
最初はバラバラでした(笑)
ちゃんと練習してきた人、何となくざっくり練習してきた人、そもそもDVDすら観てない人までいて 、ほんっとーーにバラバラでした(笑)
そして数時間後、みんなクタクタになったところで初日の練習は終了。
そして、もう一つのメインワークの打ち合わせの為パシフィコ横浜のステージ上へ…
もう一つのメインワークについては、その時に始めて説明がありました。
何やら
「クルーの本音をトータライザーを使ってその場で集計と発表、それについてクルーがトークする企画」
とのことで、その 企画名はさんまさんがやってた恋のから騒ぎを文字って
Mのから騒ぎ
でした(笑)MはマクドナルドのMですね。
MCには司会者で有名な、DJの赤坂泰彦さんって話で打ち合わせスタート。
打ち合わせは、テーマに合わせて、喋りたい人が手を上げて好き勝手喋っていくだけ(笑)
その中で面白い人や、これは店長に聞かせなきゃなって話をした人を鴨さんがピックアップして、 当日ステージ上で話すって事になりました。
ステージ上は20名位、 残りの40名ほどのクルーはステージの下でトータライザーだけの参加です。
スイッチオンの僕は喋りまくりました(笑)
だって選ばれたら一生の思い出になりますから。4000人以上を前に話すって中々無いことですからね。
それで、狙い通り選ばれました。
何を言って選ばれたかは覚えてません(笑)
本当はその打ち合わせで話した内容を本番も話すってことでしたが、僕だけ本番は完全に違うことをアドリブで話したからです。(笑)
確かテーマはどういう時にやりがいを感じるかだったと思います。
そのアドリブが後に波乱を巻き起こすとはその時僕は予想もしませんでした(笑)
ってか本番の僕が喋る瞬間までアドリブするつもりなかったので(笑)
そして翌日もソーラン節の練習、入退場の仕方と旗持ち・旗振りの練習、から騒ぎのリハーサルと盛り沢山でした。
ちなみに旗振りは当日の看板メニューの写真が載ったPOPで、結構大きいやつを振るので目立ちます。4名だけ振れるのですが、もちろん僕もその一人(笑)どんだけ目立ちたいのか(笑)
ソーラン節はキックオフミーティングの冒頭と、休憩明けの計二回踊り、休憩明けのは旗振りが追加でさらに盛り上げるって流れでした。
なので、旗振り役の4名はソーラン節の練習の後旗振りのタイミングとか速さの練習もあるのでかなりハードでした。
そしていよいよキックオフミーティング本番当日になりました。
続きます。
マクドナルド時代の話③~鴨さん登場!
さてさて、今回のマクドナルド時代の話は、いよいよ鴨さんが登場!
前回の話はこちら
鴨さんについてはこちらをご覧下さい。
SWになってから1年半後、店長から
「キックオフミーティングの公募あるんだけど、出してみる?」
と聞かれた僕は…
もう分かりますよね(笑)
「はい!お願いします!ところでキックオフミーティングって何ですか?」
もう反射的にはい!って言っちゃう癖があるみたいです(笑)
そして店長から、
・キックオフミーティングは年に一度の全国店長会議であること
・今回は全国からクルーを集めること
・北海道からは二名が選ばれること
・2泊 3日で時給は1000円ということ
を教えて頂きました。
でも、肝心の、行って何をするのかは店長も知りませんでした…
応募から数週間後、店長から、公募を通過した旨を伝えられましたが、内容は数日後に自宅に郵送されるから店長も知らないとのこと…
そして2、3日後、封筒が届きました。
中身は3日間のタイムテーブル(仮)、CD1枚とDVD1枚、そして当日までにやって欲しいことの詳細が書いてある紙でした。
ん?CDとDVD?何に使うのよ。
なんて思いながら説明の紙を読むと…
今回 全国から集められたクルーがやることはソーラン節を踊ること。
CDは音源、DVDはソーラン節の公式トレーナーによる練習映像でした。
え?ソーラン節?なんでだよ(笑)
と思いながら読み進めていくと、
「ソーラン節はニシン漁をしている光景を表していて、大漁祈願としても踊られます。力を合わせて網を引くのは、我々マクドナルドのチームワークを発揮して多くのお客様にご利用頂いて、売上を獲ることに似ています。なので、皆さんには全国の店長やオーナーオペレーター達4000人を前にしてソーラン節を踊って頂きます!」
確かこんな内容が書いてありました。
僕は保育園の頃にソーラン節を踊ったことがあるのと、ドラマの金八先生でもソーラン節が出ていてその時に覚え直したので、すぐ出来るだろうと思ってました。
それで、まぁ通しで観てみるかとDVD再生したら、さすがマクドナルド、力を入れるところは入れていて、ソーラン節を教える人は公式のトレーナー、歌っているのは正式にソーラン節の音源を入れている方でした。名前は忘れました。名前が違うと困るので出しませんが、紹介のナレーションに入ってました。
ソーラン節って不思議で、聴いてたら踊りたくなるんですよねー…僕だけ?(笑)
そんなこんなでまさかのソーラン節練習の日々…1ヶ月くらいだったかな?
そしてキックオフミーティング参加の為に横浜へ
パシフィコ横浜で開催されるキックオフミーティングですが、実は3日間の最終日だけがキックオフミーティングで、前2日間は全体練習の期間でした。
全国から集まった60名余りのクルー。
どうやら東京とか大阪のように枠が大きめのところは、同じ店舗や同じエリアのクルーがいるらしく、 初日の開始時間前から仲良さそうな雰囲気。
僕は知り合いゼロ…だと思ったら一人いたんですけどね。まぁ当時やってたmixiのマクドナルドコミュニティ繋がりの人で、 会うの始めてでしたが。
そして北海道からのもう一人の参加者は函館の方なので面識無し(笑)
でも、後にマクドナルドで社員になるときの同期になる人でした。
知り合いはいないものの、見たことある方がちらほら…
どこで見たかと言うと、マクドナルドの社内誌の中で!
AJCCのチャンピオン7名とVoMの優勝者の方。※AJCCはクルーのスキルコンテスト。当時7部門あった。
VoMはマクドナルドの歌唱力コンテスト。もうプロです。
チャンピオン達はなんか雰囲気と言うかオーラが違う…
少しずつ萎縮して来ちゃいました(笑)
そして時間になり、待合室のドアが開いて入って来たのは
ハゲ頭!
鴨さんこと鴨頭嘉人さんでした!
鴨さんは第一声
「マクドナルドの主役はクルーの皆さんです!僕はそのクルーにこそこのキックオフミーティングに参加して欲しくてこの企画を考えました!皆さん!最高の3日間にして、マクドナルド史上最高のキックオフミーティングを共に作りましょう!」
こう挨拶したのです。
続きます。(笑)
マクドナルド時代の話②
前回に続きまして、マクドナルド時代の話です。
前回の記事はこちら
さて、店長から
「マネージャーにならないか?」
と言われた僕ですが、反射的に
はい!分かりました!
って返事してました…
はい、何も分かってません(笑)
完全にノリです(笑)
そもそも、マネージャーってなに?あの帽子 とユニフォームが違う人達のことでしょ?
あれって社員じゃないの?
位の認識でした(笑)
マクドナルドにはSW(スウィング)マネージャーっていうアルバイトマネージャーが存在します。以下SW
SWは店長や社員の代わりに店舗運営をします。
お店によっても人数は違いますが、そのお店は当時8人のSWがいました。
フリーターのSWもいたのでまぁ十分だったのですが、 翌年に卒業の為に抜ける人が2人いたので、トレーニング期間も含めて早めに指名して頂いたのです。
そして、分厚いマネージャーのトレーニングマニュアルを渡されました。
テンション上がりました!(笑)
こんな分厚いのやるの?やべーじゃん!みたいな (笑)
で、店長から 「半年くらいかけてやればいいから心配ないよ」
って言われましたが、マニュアルは2ヶ月で終わらせ、店長チェックもすぐ終わりました。
あの頃はもうバカみたいにマクドナルドの勉強してましたね(笑)
それも理由があります。
一緒に働いてた主婦に
「いいよねー。私たちは何年も頑張ってやっとSWになったのに、あの子(僕のこと)は来年卒業のSWがいるからあっさりなれてさ。」
って陰口を言われていたからです。
陰口なのに、なぜ知ってるかは、その主婦様方はありがたいことに、僕に聞こえるか聞こえないかの微妙な場所でそういう話をしてくださるんです(笑)
で、僕は心の中で
「は?うっせーし!じゃあ誰もが認める実力つけてやろうじゃねーか!」
って発奮し、マクドナルドで知らない事は無い!位に知識を習得し、先輩達の動きを盗み、ヘルプ先のスーパークルーの動きを盗んでいったのです。
SWになるには店長チェックの後にSV(エリアマネージャー)のチェックに受からなければならないのですが、学生でしかも掛け持ちしてたのでSVと予定が合わず、結局マクドナルド始めて10ヶ月後にSWになりました。
そのSVは見た目が ヤク○さん だったので、クレーム対応のロープレはガクブルでした(笑)
そして、晴れてSWとなり、マクドナルドのシステムの美しさとチームワークでピーク乗り切った時の快感により、大学辞めてフリーターになりました(笑)
後悔はしてないです。
さてさて、SWになってからも色々ありました。
オープンクルー無断欠勤&そのまま連絡つかないためワンオペ事件とか⬅予め一人なの分かってたらまた違う…いや、マクドナルドでワンオペはあり得ない(笑)
中学生が風除室のガラスを突き破って血まみれ事件とか⬅大惨事でした。
地域一体停電事件とか⬅まぁ大したこと無いけど。
などなど、楽しい経験を積み、SWになって1年半後店長からこう言われたのです。
「なんかキックオフミーティングの公募あるんだけど、出してみる?」
続きます(笑)
次回はいよいよ鴨さん登場!
マクドナルド時代のお話①
今回は僕がマクドナルドでアルバイトをしていた時の話です。
社員になった直後の話は以前書いた記事をご覧下さい。
社員になった最初のお店で鬱になった話ですね。
そもそも、なぜ僕がマクドナルドで働き始めたかと言うと…
近かったからです!(笑)
っていうかほとんどの人がそうじゃないかなぁ。
しかも僕は同時に、モンテローザ、ガスト、家庭教師、塾講師のアルバイトに応募してまして、合否の連絡が全部同じ日に来ました(笑)無事全て採用していただいたのですが、さて、どのバイトを断ろうか?
多分早く連絡来たところで働くか、第一志望のところだと思いますが、
全部に、働きます!って言っちゃいました(笑)
アホだ(笑)
しかも当時僕は大学生でしたから、 講義もあるわけです。
なので、
朝はマクドナルドでオープンを
昼は講義を
夕方からは家庭教師か塾講師を
夜はマクドナルドのクローズかガストか居酒屋で働いてました。
うーん、今考えてもすごいな…
でもメインはマクドナルドでした。
理由は三つ
① 一番家に近い!
②仕事覚えていくとシールがもらえた!
③シールが増えると時給がアップ!
これですねー
①はいいですね(笑)
で、②と③ですが、どこのアルバイトでも似たような仕組みがあると思いますが、ありがたいことに、僕が働いてたマクドナルドは、自分から言わないとチェックしてくれませんでした!
今はそういうお店は少ないと思いますけどね。
自分から言わない人はスキルがあっても シールが無いために時給は変わりません。もちろん最終的には店長が助け船を出しますが…
でも僕は、先輩の左胸のネームプレートにたくさん貼られたシールを見て、いいなー頑張ってシールもらおう!
ってスイッチが入りました(笑)
ちなみに同時僕は北海道に住んでて、マクドナルドの時給は650円でした。
シールをもらって昇給する金額は6枚で+5円、コンプリートで+10円、エキスパートシールは二枚で+10円でした。
少ない(笑)
ガストは時給750円、モンテローザは950円でしたから、頑張っても届かない(笑)
でも、時給アップは嬉しいけど、シールが増える快感が一番でしたね。
そして、マクドナルド始めて1月半でエキスパートシールも含めた全てのシールを取りました。
そして店長にこう言われました。
「マネージャーにならないか?」
続きます。