努力の可視化
学生の頃、こんな人がいなかっただろうか?
「いやぁ、全然勉強してないよ~」って言っておきながら成績いい奴。
家ではちゃんと勉強してたりするわけだ。
もちろん本当に勉強していない可能性もあるけど・・・
日本ならではなのかは分からないが、努力を他人に見せるのを恥ずかしいという人が多いような気がする。
何故だろう。
努力する、泥臭いのはダサいと思っているのだろうか?
ちょっと考えてみた。
大体こういうものは子供の頃の体験が基になっていたりするわけなので、取りあえず漫画を疑ってみる。
漫画では天才キャラがよく出てくる。
何でも出来ちゃう系のあれだ。
もしかしたら彼らが努力をしてなくて、その影響で子供達は「カッコいい=努力しない」という風に思っている可能性がある。
僕がパッと思いつく天才キャラ(独断と偏見です)
サッカー漫画
間違いなく天才ですね。それにトレーニングしてるシーンがあまり無い。
ちなみにライバルの日向小次郎は
シュート力を磨くためのトレーニングwみたいに猛特訓してるし、翼もロベルトのノートを見ながら練習してましたし、基本ボロボロになりながらサッカーしますからね。
惜しいけど違うでしょう
シュート!の久保嘉晴
若き天才。久保さんは確かに猛特訓ってイメージないな。部活なので練習してるけど。でも病気でサッカーを続けた時点でかなり大変でしょう・・・
他のキャラは練習してるし。
これも決定的とは言えないかも
俺たちのフィールドのダミアン・ロペス
遊園地の大混雑の中サッカーをやる人です。世界最高の選手。
オーバーワーク気味にトレーニングしてるシーンがあるからな。
他のキャラも基本ボロボロになりながらサッカーします。
エリアの騎士の逢沢傑
サッカーの天才は短命なのか?ってキャラですね。
久保さんと同様世界中の同世代の選手に影響を与えた天才。
登場シーンが少ないものの、部活なので練習シーンはあり。
どうやらサッカー漫画の天才たちは基本の練習以外の猛特訓的なシーンが少ないようだ・・・
でも周りのライバル達は死ぬほど猛特訓していたりする。どっちの印象が強いかと言えば猛特訓では無いだろうか・・・
努力しない=カッコいいとなるにはちょっと弱い
野球漫画
こ奴も天才キャラですね。
でも巨人の星のキャラは特訓中毒なので却下
どう考えても体壊すよな。
鉄球を打ち返すってさ・・・
MAJOR!の茂野五郎
間違いなく天才かつ努力の天才。
右利きだったのに壊れたからって左手で160kmの剛速球投げられるように。
左も壊れて野手に転向。
タッチの新田明男
間違いなく天才。
花形みたいなアホみたいなトレーニングシーンはない。
というかあだち充の漫画って練習シーンが雑な気がするw
ピアノの天才でもあって、それが打撃に影響を与えているので、真似する人はいないと思う。打法は真似したw
野球は猛烈アホ特訓か、熱血バカか練習シーンが漫画全体で少なかったりする・・・
印象としては熱血だろうから無いな・・・
ボクシング漫画
ボクシングなので天才でもかなりトレーニングします。
はじめの一歩の鷹村守
ボクシング漫画はトレーニングが激しいです
リングにかけろの剣崎順
ボクシング漫画最高レベルのギャグマンガです。
トレーニングはしてます。
ボクシング漫画は減量シーンやスパーリングがあったりで天才でも猛特訓してます。
自称天才ですが、間違いなく天才でしょう。
それでもシュート1万本とかやってました。
バスケ漫画はいろいろありますが、結構練習してるんだよなぁ・・・
格闘SF系
格闘の天才で神の領域まで到達したけど、悟空ほど特訓中毒はいないんじゃないかって位特訓してます。
ワンピースのモンキー・D・ルフィ
特訓シーンは少ないものの、2年間レイリーに修行つけてもらってた。
ロビン自体の特訓シーンってあったかなぁって感じです。
でも主人公であるキン肉マンは特訓シーン結構ある。
どちらの影響を受けるのかって難しい・・・
ダイの大冒険のヒュンケル
これまた特訓シーンがほとんど無いキャラ。
連載当時、「アムド!」とかやっちゃうくらいに影響力はあったが、生活レベルに影響があったかと言えば疑問だ。
主人公であるダイやポップは結構特訓してるし。
北斗の券のケンシロウ
これまた少年達に多大な影響を与えたキャラ。
でも努力しない=かっこいいにはならないだろ。
結構痛そうだし。
格闘SF系はガチ特訓しているか、そのキャラがどういう影響を与えていたかってことで、おそらく無いだろうな。
天才で、特訓してもすぐ身につけてしまう・・・
でもあくまでギャグキャラで、真似はしないはず
真似出来ないし・・・
黒子のバスケ キセキの世代
天才達なんだけど、負けるの嫌いだから練習しちゃうんだよね。青峰だけ強くなりすぎるからって練習すらしなくなったけど・・・
でも比較的最近の漫画で、僕の学生時代には連載してなかったので除外する。
だ、ダメだ・・・みんな努力してる・・・
それかギャグか、サブ的なポジションだ・・・影響力あるとは思えない・・・
天才=カッコいい
天才=努力しない
カッコいい=努力しないという方程式が成り立たない・・・
むしろ努力することが素晴らしいことであるかのような印象を持つぞ。
なぜだ・・・
ここまで来てふと思い出したキャラがいる
金田一少年の事件簿の金田一一と名探偵コナンの工藤新一(江戸川コナン)だ。もしかしたら彼らか!?
ダメだ・・・金田一は名探偵の孫という条件がある。つまりDNAの問題だ
新一も世界的な小説家の息子なので金田一ほどの強さは無いがDNA依存が大きい。
自分の親族に天才がいない限り成り立たない・・・
新一の場合は推理小説をかなり読み込んでいたり、知識を幅広く持ってたりする。
ダメだ・・・
何が原因なんだ・・・
子供は影響受けやすいはずなのに・・・
え?結構メジャーな漫画挙げたよね?
そもそも、少年漫画の王道が「友情・努力・勝利」という感じで努力が思い切り入っている。
ん?友情・努力・勝利?
分かった!!!!!
天才マンだ!!
いたよ!真の天才が!
そうか!!主人公のラッキーマンも努力しないしな!
結構昔の漫画だし、アニメ化もしたくらいの人気はあった!
これだ!!
【結論】
カッコいい=努力しないと思わせてしまっている原因はラッキーマンの天才マンである!!!
なわけあるかい!!!!
影響力
ラッキーマン>>その他の漫画か!?
アホか!!!
あー!!!事件は迷宮入りしました・・・・
探偵があきらめたら事件は迷宮入りだ!
探偵じゃないけどな!
だけど現時点では真相までたどり着きそうに無いので保留にする。
ここで、最近話題の人で努力の可視化をしている人を紹介する
西野亮廣さんだ。
彼は著書である革命のファンファーレの担当編集者、袖山さんの仕掛けた策略により毎日サインを書いて、配送作業までしている。
結果を出している人は彼に限らず皆圧倒的な努力をしている。
そして皆カッコいい大人だ。
西野さんのブログでこんなものを見つけた
そしてはじめの一歩の鴨川会長もこう言っている
※すべからくの使い方を間違っているってことはスルーしてください。
結局今回の調査では
努力しない=カッコいい
の原因は分からなかったが、結果を出している人は圧倒的な努力をしているし、努力していることはカッコ悪くない!これだけははっきりした。
漫画のキャラたちもみんな努力してるじゃん!!
さぁ!!このブログを読んだあなた!!これで心置きなく努力できるだろう!?頑張ろうぜ!!
俺も頑張る!
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