ニセノが走った!
ニセノが走った!
ニセノ(偽野)とは、キングコングの西野亮廣さんのものまね(コスプレ)をしている「おがわ りゅうじ」という一般人のことだ。
ものまね芸人ではない、普通のサラリーマンだ。
ものまねも、西野さんのことが特段好きでやってるわけではなく、イベントに参加した人から「西野さんに似てるね!」と言われたことがキッカケだ。
それで西野さんに寄せてきたわけだ。
最初は単なるモノマネだったが、ニセノとして生きてきて変化があった
こちらが初期のニセノだ
とても微妙だ・・・
そして今のニセノがこちらだ
この変化がお分かりだろうか?
わずか半年ほどの間にここまで変化したのである。
そして今回の100キロマラソンだ。
これは2月1日に配信されたSHOWROOMの企画「リベンジ成人式への支援マラソン」
こちらのパロディだ。
ちなみに西野さんは当日まで企画を知らず、雪が降る中100キロを走ったのである。
モンスターだ。
積んでるエンジンが違う。
絶対に真似してはいけない企画だ。
しかし、あるイベントの際参加者の一人がこう言った「西野さんの真似して100キロ走ったら転職うまく行くのでは?」
そう、彼は転職活動中なのだ。
彼は即答で「面白いですね!やります!」
最早その決断の早さまで似せて来たのだ!
周りは冗談だと思っていたが、すぐに走る日程が決まった。
僕は一応こんなことを聞いてみた
「期間あまり無いけど練習とか大丈夫?」
するとニセノは
「そうですねー。まぁ、10キロを2回位走れば何とかなると思いますよ。」
おかしいぞ…
10キロを2回?
準備期間正味1ヶ月で10キロを2回!?
計20キロだ。
もちろん彼はフルマラソンどころかハーフマラソンすら経験が無い…
どう考えてもそれで100キロ走れるとは思えない…
僕はそんな常識に囚われた考えしか持てなかった。
どうせ途中でリタイアして残念な結果になるのだろうと…
だが!!
ニセノは走った!!
走り抜いた!!
当日までに
併走するランナー(初心者)
ルートを自転車で誘導する人(初心者×2)
看護師(本職)
整体師(本職×2)
を集めて走り抜いた!
まるでワンピースのルフィの様に、その魅力で強力なボランティアスタッフを集めた。
(ワンピースより引用)
ニセノ号の発進だ!
しかも彼はルフィに負けず劣らずのポンコツ船長で、ルートや準備物などはこのボランティアスタッフがどんどん決めていった。
(ワンピースより引用)
まさか西野さんだけでなくルフィにも似せてくるとは!
そして当日
天候は雨
本物の西野さんは雪
何も悪天候まで似せなくても良くないか!?
そんな笑いと、怪我などの不安を抱えながらスタートの19時を迎えた…
パンケーキ食ってる!?
スタート19時だよ!?
スタッフの一人が遅れてるかららしいが、準備運動とかすればいいじゃん!
くつろいでパンケーキ食ってる場合じゃないだろ!
そういうところもルフィ海賊団かよ!?
(ワンピースより引用)
※さすがにニセノはドリンクだけであった。だが、スタート前におにぎりをアホみたいに食ってた
結局思う存分パンケーキを味わったスタッフ達と共に、スタート地点に向かい、
19時55分スタートした。
悪天候の中、序盤30キロまでは快調な走りを見せるニセノ。
1キロあたり6分のペースで進んだ。
調子に乗ったニセノは
「これ朝までには着きそうですね!」
結論から先に言おう!
到着したのは翌日の23時10分だ!
27時間かけて走り抜いたのである。
その27時間の戦いとも言える時間の中、
彼の魅力は完全にルフィと化していって、
西野さんが走ってる時に差し入れしちゃった人も再現の為に現れたり
※西野さんはそもそも差し入れNG
しかもこの方途中で帰ったのにゴールの時に合流した
埼玉から横浜まで子ども3人引き連れて応援に来た人がいたり
※パワフルママは整体師の施術を受けて体が軽くなったそうだ(笑)
2日連続開催のマルシェのために徹夜でレアチーズケーキを仕込んでて、今回応援に来れなかった方から預かったレアチーズケーキを差し入れに来てくれた人がいたり
素敵な応援ブログを三本も書いてくれた我が友かめぴょんが横浜まで応援ソングを届けに来てくれたり
ブログ①
ブログ②
SHOWROOM配信で24時間ずっと多くの方が応援してくれたりしました!
そして途中で膝や足首を痛めながらも、整体師から施術を受け走り続けた
そして27時間もの時間をかけてゴールした
こんなシーンまで再現した(笑)
彼はニセモノだ。
ニセノだ。
西野さんと違い、知名度が全くない一般人だ。
それなのに多くの人が彼を支え、応援した。
ゴール地点には23時にも関わらず多くの人が集まった。
かめぴょんの三本目のブログもこのタイミングで書いてくれた。
ブログ③
どれだけの人が彼の姿に感動しただろう。
もちろん西野さんの人数とは比較にならないと思う。
だが、1人、また1人と応援してくれる人が増えるにつれて思った。
この感動は西野さんでは得られない!
ニセノがやったからこその感動がそこにはあった!
ニセノはどこまで行くのだろうか?
誰にも分からない。
だが、これだけは言える。
彼はこれからも西野さんを追いかけ、また面白い景色を見せてくれるはずだ。
ニセノは走り続ける…
次なる企画を考えながら…
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